togei labo -福よkoi-

2017年末から趣味で陶芸を始めた陶芸初心者です。月2回(2019年3月から月3回)著名な先生から指導を受けています。習得したことや気づいたこと、拙品を備忘録を兼ねて記録していきます。

オリジナル狛犬の途中経過 No.5

まず全体を釉薬を筆で塗る。筆は置いていくように塗る。普通に筆を動かすと焼いた時に、目立ってしまう。薄いところはなく、濃く塗る。但し、濃すぎないように注意する。立髪等残したいところは、水を濡らしたスポンジで拭き取る。地が赤土のため、焼いた時に浮き出て見える。陰影を付けたい時は、完全に拭き取らない。拭き取るところは、歯、目、爪、立髪、渦巻

歯、目、爪 は拭き取った後に、白の釉薬を塗る。

黒く釉を塗ったものを、スポンジに水を付けて剥がして行く。赤土は下地が見える。ダブルインパクト。細かいところや隙間は、豚毛の筆(毛先が硬い筆)を使う。凹んでいるところは取りすぎない。焼成した時に、黒の釉薬が残り、陰影として表現できる。取りやすい方向から取っていく。台座を上手く回して剥がしていく。また、枕を使い、本体を寝かしたりして、剥がし残しがないよう剥がしていく。

白く出したいところは、確実に剥がす。黒はきつい色なので、濁った色になってしまう。また、耳の先、鼻先、指をギュッとしたところで浮き出たところも軽く、ほんの軽く、擦る。周りの黒より薄くするといった感じ。

 

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