togei labo -福よkoi-

2017年末から趣味で陶芸を始めた陶芸初心者です。月2回(2019年3月から月3回)著名な先生から指導を受けています。習得したことや気づいたこと、拙品を備忘録を兼ねて記録していきます。

一輪挿し No.1

f:id:koi_in:20210504221855j:image

f:id:koi_in:20210504223354j:image

 

f:id:koi_in:20210504221908j:image

 

■一輪挿しの口を作る。
●作り方は、ひも作りでも作れるし、たたらでも作れるし、丸作り(土をそのままマルク形にして、ロクロを回す)でもできる。

●口を整えるときは、中に指を1本入れて、向側では、左の指を2本添えて整えていく。一度にやるとシワになるから、細かく細かく、ゆっくりやっていく。下からやっていったら、次は上を順番にやっていく。

●縮める、締めると言う作業は、指3点で支点を作りやっていく。3点でやることで力が中和される。厚みをよく見ながらやっていく。

●ろくろを回すときは、指を1本中に入れて回す指を滑らせる。左手の指と右手の指を挟んですーっと上に上げで行く。対象物である回すものにも、添える指にも水をたっぷりつける。親指と親指を交差して指を固定してブレずに指を上へと滑らしていく。ある程度薄くなってきたら、上は切ったほうがやりやすい。

●厚みを見ながら、薄くしていく。上の口の部分はもう少し内に入り込む感じでも良い。

●根元の土を持ち上げて上にもっていく。

●ろくろ台の回転は早めで、指はゆっくりと動かしていく。

●土に対してどうしていきたいか、土に対して入力をしていかないといけない。

●積極的に土動かしていく、そうすると限度がわかる。

●仕上がったら、中の水、泥は乾いた筆先で先で撮ってあげる。その場合、ろくろを回して、中に筆を置いて水を取る感じ。水がビチャビチャになったままであると中がひび割れたり傷になる。

●ろくろを回せると言う事に頼りすぎてはダメ、回す前にきちんと形を整える。

●形が全て出来上がったら、側面を減らで当てながら泥をかすめとる。持った時に泥が指につくのを防ぐため。土台についても、ろくろを回してへらの先を当て取りやすいようにする。

●ろくろを回して、へらの先を対象物に当てて適正な大きさであるかどうかを見てみる。回した時に、ヘラの先が対象物が当たったのであれば、その部分が膨らんでいるため、ろくろを回して押し込んで縮める等検討する。

 

●使わない土の山は袋に入れたままで良い。上は濡れたタオルでかぶせておく。全部出さなくても良い。


■陶芸の原点として、自分の作りたいものがあればそれをイメージしてどう作っていくのか考える。あとは、出てくるトラブルをどう対処していくか、それだけである。焼き物は⚫️⚫️道だと思う。正直に自分が出る。適当にやるとダメ。自分の中で心を定めてやっていかないといけない。

陶芸でまず大事なのは、なぜこれを作るのか。これを作るためになぜこうなるのか、を考えること、である。