ヴィンテージ皿 土台作り
紐作りの備忘録を記す。まず、紐を内上に詰んで挟み込む。紐は余ったら切ったらいいだけなので、思い切って一周以上巻けるように紐を作る。また、紐は置くだけではない。軽く置いて挟み込んでいく。外は下から上 内は上から下に付ける。伸ばすのではない。ちょっとだけグイチにして紐をつけていく。細かく細かく押さえることで面になる。厚みがある時は伸ばすこともあるが、基本は伸ばさない。厚みを整えていく。厚みを常に意識する。なぜ厚みを意識するのか。それは、削ることを考えないといけないからである。また、常に同じ場所で作業をすること きちんと見える範囲でする。手が先行して追っかけていかない。手が楽な位置で内側でも外側でも、同じ手の位置で進んでいくように、同じ場所、同じ角度で作業をする。同様に重なるように、紐をつけていく。同様の作業を行う。ほぼ完成させるような形まで作って、ヘラで形成していく。内から外へヘラで形成する時は直角にはしない。斜めに向かって形成する。最後は皿の形を整える。
上記が出来たら、手動ロクロを回して、キリで余分な部分をカットする。次に、皮で先端を整えて仕上げる。親指と人差し指で角をつぶすようにして構え、全体で包み込むようにして力を緩める。皮の圧力で丸くなっていく。その際の作業は、下から抑える、要するに下から支えるようにしないとダメ。上から押さえてしまうと一度に潰れてしまうから注意する。