togei labo -福よkoi-

2017年末から趣味で陶芸を始めた陶芸初心者です。月2回(2019年3月から月3回)著名な先生から指導を受けています。習得したことや気づいたこと、拙品を備忘録を兼ねて記録していきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

オリジナル狛犬の途中経過No.2

オリジナル狛犬の途中経過No.1

★足をつけるときは付け根に向かって太くする。 ■前足は内側に入る。 ■足を胴体につけたまま肉付きをしていくと作業がやりやすい。 ■前足はどこに着くか。足の付け根はどこに着くか、確認する。前足は後でつける。 ■肩のところが筋肉隆々なのでそれを肉付けし…

No.13 陶板に描く龍

陶板に描く龍が出来上がった。 どの角度から見ても、表情が伝わるように釉薬(鉄)で色付けをした。 作陶期間 1ヶ月半

No.12 生々流転

新品の作品をいかにヴィンテージというカテゴリで表現するか。所々に点在する欠けやヒビ割れも、オリジナリティを表すための、表現に他ならない。儚くも躍動感ある様を表現しました。 作陶期間:1ヶ月

No.11 虎に羽

ついに大作が焼き上がりました。 物音を静めながら獲物を狙う、鬼気迫る空気感をも表現しました。 作陶期間:3か月

オリジナル狛犬を作ってみる。

造形家がよくやることであるが、立体の見本、レプリカ(小さい模型)を作る。それを見ながら、作陶する。本番ではないので、メチャクチャ細かく作る必要もない。阿吽2体であるが、一体ずつ作陶する。こういうものであるという、頭で考え過ぎない。想像上の生…

陶板に描く龍 焼き待ち

先日の龍の造形に泥を付けていく。流れを付けて櫛目で勢いをつける。注意するのは、即興的に仕上げていく。迷っている間に泥は染み込んでいくし固まっていので非常に厄介。一瞬のうちに感性で終わらせる。 立体造形をするのは抽象的になる。バックまで流れを…

陶板に描く龍

コンセプト たたら作りで陶板を作る。そこに龍を描くが、立体的な龍を盤面上に施す。 より立体的に見せるため、土を盛る。 土を盛る際は、ひもづくりのひもを、例えば、龍の胴体に置いていく。 ひもを置く前に、スポンジで水を付けてあげると付きやすい。 両…

虎作陶完了まで後は釉薬だけ No.2

目は鋭さを増すため、撥水剤を塗る。釉薬を付けた後、スポンジに水をつけ程よく絞り、白の毛並み部分を擦り釉薬を剥がしていく。お腹の部分等真っ白な部分は、ガッツリと釉薬を剥がし取る。その上に、白の毛並みを表現するのに、ガンスプレーを使って、白の…

虎 参考資料

虎の参考資料↓

虎作陶完了まで後は釉薬だけ No.1

釉薬塗布までの最後の工程として、ヤスリでゴミ等を削り、形を整えていく。微細な部分等は紙ヤスリで整えていくことで仕上がりが全く異なってくるので入念に行う。ただ、荒々しい土を使用しているため、あまり削り過ぎて丸くしないように気を付ける。 歯には…

ヴィンテージ皿 作陶完成 絵なし

出来上がった赤土の皿に白釉を塗っていく。今回の皿のコンセプトは、いかに最初からビンテージ感を出したものを作れるか。磁気土は収縮率が高く、17%ぐらいだそうである。その白化粧を塗る。収縮が大きいので、ヒビ割れが起こりやすい。あえて起こすことで、…

参考資料(陶器)

桜色で可愛い。色の重ね方が絶妙。大阪南船場の空色カラーにて。 花の模様が可愛い。チラ見せの具合にセンスの良さを感じる。大阪南船場の空色カラーにて。

ヴィンテージ皿 高台作り

前回の続き。皿の基礎が出来たら、皿の裏面の作陶(高台作成)を行う。土で紐を作って手動ロクロの上に乗せる、しっかり留めていく。 それを土台にして、基礎の皿を乗せ(高台側を上)カンナで削っていく。まず、高台のイメージを作り、針で高台の円を描く。…

飽くなき想像力と本物を見る大切さ

作陶する時、ある陶芸家の作品の写真を見て、あ、こんな作品を作りたいって思うことが多々ある。しかしながら、写真を見てそのとおり作ること。それはただの模倣に過ぎない。また、写真に映っているもの。それは平面上のものでしかなく、点としての情報でし…

ヴィンテージ皿 土台作り

紐作りの備忘録を記す。まず、紐を内上に詰んで挟み込む。紐は余ったら切ったらいいだけなので、思い切って一周以上巻けるように紐を作る。また、紐は置くだけではない。軽く置いて挟み込んでいく。外は下から上 内は上から下に付ける。伸ばすのではない。ち…

虎 作陶完了まであと一歩

虎が作陶完了まであと一歩。 象嵌にて浅く掘っていた跡はやはり、土が浅くしか練りこまれていなく、削っていくと模様が簡単に消えてしまう状況であった。象嵌はそれなりに深く彫り込まないといけない。修正は、同じ工程を繰り返す。筆で記し、彫り、水分を湿…

陶芸の魅力 その3

先程の続きです。 陶芸が趣味になることで、私にとっては今まで全く関心がなかった陶器に興味が湧いてきました。例えば、美術館や陶器市に足を運ぶことで、見知らぬ作品に出会えることが楽しみになってきます。歴史的な陶芸作品は、江戸時代までは大名などの…

陶芸の魅力 その2

先程の続きになります。 まず、陶芸では、全くゼロの状態から一つのものを創作していきます。言い換えれば、ただの土から自分の手でひとつのカタチを作り出すことに他なりません。当たり前のことですが、最も重要なこと。それは、「常に完成形をイメージしな…

陶芸の魅力 その1

陶芸の魅力について、考えてみた。 まず、集中して取り組むため、ストレス発散が出来るというのがある。夢中になって取り組んでいる時は、その一点のみに集中しています。大げさに言うならば、無の境地で精神統一をしている状態ですよね。現代人は、私だけで…

金継ぎ体験

一日体験で金継ぎを習ってきました。体験料2160円に材料費3300円。材料費といっても、僅かばかりの金粉と本漆1mmほど、骨粉1mmほど、あと、割れた小皿。高い…作業は、漆と硬化剤をネリネリ混ぜ合わせ骨粉を振り掛け混ぜ合わせる作業を延々と。結構地味な作業…

象嵌のコツ

掘る角度は丸くしては練りこんだ土が抜け落ちる可能性がある。鋭角にしてしっかりと練り込む。また、練り込む時は、スポンジで水分を付けてやることがポイント。練り込みが浅いと思われるところは、丸いもので叩いて念を入れる。

虎模様2

今日も象嵌の作業を黙々と行った。掘る角度に気をつける。複数堀貯めて土を埋めるのはいいが、堀貯め過ぎないように気をつける。せいぜい3つぐらいまでにする。なぜなら、土が乾きすぎることによって、縮小するため。その土の変化に気をつけること。 虎の制…

虎模様

虎の模様を墨で描いた。虎の模様は、細かくし過ぎない。なぜなら、細かくし過ぎると、象嵌をした部分を掘る時に難儀するから。象嵌の一連の作業として、模様の描いたところは掘り、そこに、別の色の土を少し厚めに練りこみ、厚みが出た余りは削り落とし模様…

虎の顔

口周りを中心に仕上げた。虎はネコ科てあり、獣であるので、その点注意する、口は口サケのようになるので、開き方に注意する。サンプル図では、口角が上に上がっている。また、口の大きさに迫力を加えると中がよく見えるので、口の中を特に注意して、精巧さ…

虎の顔

目を深く掘り過ぎない。鼻筋はピンと張る、平らな方が良い。頰はとんがらない。大胆に盛る。肉付きは盛る、盛るを重ねてクロスさせたところに表情を作る。鼻はあんまりとんがらせない。たてがみは薄くし過ぎない、つけた後に指で形を整える。土が硬くなって…

創造力と技術の向上は表裏一体

他の生徒さんの作品で、一枚の版画に陶器の花びらの装飾を施すものを見た。陶芸で作るもの、それは1つの物体であると勝手に頭の中に刷り込まれていたので、衝撃的であった。先生が云うには、同じものを作っていても技術の向上は見られない、とのこと。確か…

虎 作成中4

3に同じく

虎 作成中3

今日は、厚めに盛った肉付きを削る作業を行った。前足後ろ足は、地面に踏ん張っているイメージを行い削り作業を行う。盛り過ぎた前脚は直線に削ることで、ダイナミックさを出す。虎に爪を付ける。ヘラで爪の型を表裏付けるが、深くつけ過ぎないよう注意をす…

虎 作成中2

手脚の根元は太く肉盛りをする。尻も大きい方が力強い。顔の目の辺りは深く掘り過ぎない。