togei labo -福よkoi-

2017年末から趣味で陶芸を始めた陶芸初心者です。月2回(2019年3月から月3回)著名な先生から指導を受けています。習得したことや気づいたこと、拙品を備忘録を兼ねて記録していきます。

コラム

飽くなき想像力と本物を見る大切さ

作陶する時、ある陶芸家の作品の写真を見て、あ、こんな作品を作りたいって思うことが多々ある。しかしながら、写真を見てそのとおり作ること。それはただの模倣に過ぎない。また、写真に映っているもの。それは平面上のものでしかなく、点としての情報でし…

陶芸の魅力 その3

先程の続きです。 陶芸が趣味になることで、私にとっては今まで全く関心がなかった陶器に興味が湧いてきました。例えば、美術館や陶器市に足を運ぶことで、見知らぬ作品に出会えることが楽しみになってきます。歴史的な陶芸作品は、江戸時代までは大名などの…

陶芸の魅力 その2

先程の続きになります。 まず、陶芸では、全くゼロの状態から一つのものを創作していきます。言い換えれば、ただの土から自分の手でひとつのカタチを作り出すことに他なりません。当たり前のことですが、最も重要なこと。それは、「常に完成形をイメージしな…

陶芸の魅力 その1

陶芸の魅力について、考えてみた。 まず、集中して取り組むため、ストレス発散が出来るというのがある。夢中になって取り組んでいる時は、その一点のみに集中しています。大げさに言うならば、無の境地で精神統一をしている状態ですよね。現代人は、私だけで…

創造力と技術の向上は表裏一体

他の生徒さんの作品で、一枚の版画に陶器の花びらの装飾を施すものを見た。陶芸で作るもの、それは1つの物体であると勝手に頭の中に刷り込まれていたので、衝撃的であった。先生が云うには、同じものを作っていても技術の向上は見られない、とのこと。確か…

ものづくりは理屈であって理屈ではない。

陶芸を初めてもう少しで2年が経ちます。始めたきっかけは長く続けられる趣味を持ちたいと思ったからでした。まず手始めに、ならまちの体験教室へ。電動ろくろを使ったのですが、なんか面白くない。次に、別教室の手びねり体験をしました。難しくて上手く出来…